シーケンス制御塾 入門ガイド

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工場の機械設備ってどのように制御されているか?

疑問に思ったことはありませんか?

はじめまして、シーケンス制御塾を運営していますLDニックと申します

世の中の製品、私たちが購入している多くの商品は工場にある自動機械と呼ばれる機械設備、俗に言うFA(ファクトリーオートメーション)によって生産されております

機械設備を導入する理由は、人件費の削減や安定した生産量の確保が挙げられ、人手不足の現代社会においては必要不可欠となりました。

昨今、IoT(Internet of Things:モノをネットに繋ぐ)やAI(自動学習)などの付加価値を機械設備に付けようとする動きが盛んですが、もともとはどうあがいても機械設備。

それ以上でもそれ以下でもないのが現状です。

話が少しそれましたが、IoTにしろAIにしろ機械設備にしろ、制御しているのはプログラムであり、プログラムを実行している機器が異なるくらいです。

機械設備、主に工場で使用されるものの多くはPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)です

PCやマイコンなどで制御する場合もありますが、その機械設備を稼働中にもプログラム変更したい場合はPLCが好まれ、機械改造(専用機の場合、調整してうまくいかない場合機械改造はしょっちゅう起こります。)にもPLCは幅広く対応できます。

日本の工場にある機械設備は、PLCのラダー言語が多用されております。

海外はSFCやFB、STを多用しますが、日本はラダー言語がメインです。

現地での変更、お客様からの要望をすぐ反映できるのはラダー言語だと私は思っておりますので、日本のお客様は神様という地域柄が抜けない限り、ラダー言語は続くでしょう。
SFCやFB、STもプログラム変更はできますが、どちらかというとブラックボックスになりやすいプログラム形式という認識です。私も必要であればSFCやFB、STも使いますので、それらの言語を否定しているわけではありません。適材適所があるという考えを持ちましょう。

シーケンス制御塾では、PLCのシーケンス制御について紹介していきます

メインとしてはラダー言語を使用していきますので、現場で多く使われている手法に慣れるには見て頂いた方が早く成長していくでしょう。

シーケンス制御の基本は順序通りに行われるものであり、動作完了したら次へ移行するといったものとなります。

今後の方針としては下記のようなフローでシーケンス(順序)のように進めていきます。

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当サイト、シーケンス制御塾が皆様にとってお役に立つ学習塾となるよう、日々頑張りますので今後とも宜しくお願い致します。

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