こんにちは!先日、ロボット講習会を受講したLDニックです。
自分の知らない分野を学ぶということはとても刺激になり、知らないということ、学ぶということが自分の新しい力になる実感があり好きです。
新しいことを学ぶと、それはこちらの技術と同じような感じかということもわかり、理解度も早くなり、相乗効果で理解度が深まります。
私の近況はこの辺で終了としますが、2時限目の第1章から第2章を学んでいただいたと思います。
おおよそFAの電気設計業務について理解してきたかと思います。
今回、2時限目第3章のPLCの配線方法についてお話を進めていきたいと思います。
PLC構成
PLCの配線の前にPLCの構成についてお話をしていきます。
1時限目からPLCと言っておりますが、そもそもPLCへ電源供給を行うためにはPLCを選定しなければなりません。
PLCって何があるの?という疑問から少しずつ解説していきます。
三菱電機製PLCは現在、iQ-RシリーズやiQ-Fシリーズといったものがあり、シリーズについてお話すればiQ-Rは現在三菱電機製PLCの中では最新で高スペックのPLCとなっております。
iQ-FはiQ-Rよりもスペックを低いですが、コストを低くしたい場合に使用されるものとなります。
また、iQ-Rの前のシリーズである、Qシリーズとの性能を比較したものですが、iQ-RとQを比較するとiQ-Rの性能が上がっていることがわかります。
今回はiQ-Rシリーズについて少しお話します。
iQ-RシリーズはCPU、ベースユニット、電源ユニットから構成されます。
この構成はメーカーやシリーズによって異なりますので、必ず確認が必要です。
PLCへの配線とは
iQ-Rに関していえば、電源ユニットへの配線となります。
電源ユニットといっても、様々あり、必要に応じて適切な電源ユニットを選定する必要があります。
私が良く選定するのはR61Pであり、AC100~240Vを入力すれば良いので非常に便利です。
電源ユニットへ配線する場合は、LとN、そしてFG(必要に応じてLG)に配線すれば良いです。
上記のようにPLCは選定していけばよいでしょう。
電源は最終的な部分であり、適正な電圧を考慮して配線するようにしましょう。